放射光の性質と発生 - SPring-8の放射光の特徴
- 硬X線(300keV)から真空紫外線(200eV)までの広い波長範囲で世界最高輝度を有し、そのうえ、ガンマ線や赤外線も利用が可能です。
- 挿入光源を多数設置でき(38台)、これらの光の同時利用が可能です。
- 長い磁石列を持つ挿入光源(通常の5mに対し27m)の設置が可能です。
- 長尺ビームラインや中尺ビームラインが設置可能です。
SPring-8の放射光の波長と明るさ(輝度)は、従来のX線装置から得られる光の明るさに比べ、偏向電磁石放射光で100万倍、アンジュレータ放射光では100億倍となっています。