放射光機器開発チームは、物質構造科学研究分野におけるX線利用技術を、実験室レベルの装置から放射光施設に至るまでシームレスに繋げるための機器開発を目的とする。
開発途上の二次元検出器および放射光用の回折機器類を実験室レベルの装置とシームレスに繋げるためのサーベイを行い、その情報を基礎として試作機を製作する。産業界を含む当該分野に対する良好な研究環境の提供を目指す。
研究テーマ
「放射光と実験室光源のX線利用技術をシームレスで繋ぐ新規実験装置 開発」
「Development of new experimental equipments providing technical seamlessbetween utilization of synchrotron and labo-scale X-ray sources」
今後の予定
- 2011年度〜2013年度:開発途上の二次元検出器および放射光用の回折機器類を実験室レベルの装置とシームレスに繋げるためのサーベイを実施する。
- 具体的には放射光装置と実験室装置の操作性の統一可能性および異なる回折装置間での操作性の統一可能性を検討する。
- 2014年度〜2015年度:サーベイ結果を基礎として試作機を作成する。