米倉功治准主任研究員、眞木(米倉)さおり研究員がErnst-Ruska-Awardを受賞 (2009.9.9)
放射光科学総合研究センターの
米倉生体機構研究室の米倉准主任研究員と、
タンパク質結晶構造解析研究グループの眞木(米倉)さおり研究員が、
「Contribution Toward Elucidating the Mechanisms of Biological Macromolecular Machines by Cryo-Electron Microscopy(低温電子顕微鏡法による生体超分子マシンの作動機構の解明)」の業績により2009年度のErnst-Ruska-Awardを受賞しました。Ernst-Ruska-Awardは、1986年にノーベル物理
学賞を受賞したErnst Ruska 博士の業績にちなんで、電子顕微鏡を用いた研究開発を顕彰するためにドイツ電子顕微鏡学会が1981年に創設した大変権威ある賞です。
授賞式は2009年8月31日にオーストリアのグラーツで行われました。
米倉功治准主任研究員の経歴
平成9年3月 | 東京工業大学大学院博士課程バイオサイエンス研究科卒、博士(理学) |
平成9年4月 | 松下電器国際研究所リサーチアソシエイト 同年10月より科学技術振興機構(JST)ERATO難波プロジェクト研究員 |
平成12年10月 | 科学技術振興機構(JST)ERATO難波プロジェクト形態変換グループグループリーダー |
平成14年 | 大阪大学生命機能研究科助手 |
平成16年1月 | カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF) Keck fellowを経て、 平成20年2月より現職。専門分野:生物物理学。 |
眞木(米倉)さおり研究員の経歴
平成7年3月 | 千葉大学大学院修士課程卒 |
平成7年4月 | 松下電器国際研究所リサーチアシスタント |
平成9年10月 | 科学技術振興機構(JST)ERATO難波プロジェクト研究員 |
平成14年 | 科学技術振興機構(JST)ICORP研究員 |
平成16年2月 | 名古屋大学より博士(理学)取得 |
平成16年4月 | カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)博士研究員 |
平成20年2月 | 理化学研究所播磨研究所リサーチアソシエイト、同年9月より現職。専門分野:生物学。 |
米倉准主任研究員と眞木(米倉)研究員の授賞式の様子
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