足立 伸一氏による講演

高エネルギー加速器研究機構PF-ARのビームラインNW14では、大強度単バンチ運転 を生かしたサブナノ秒時間分解X線実験を行っている。2006年1月よりユーザーランを 開始し、これまでに分子性結晶、タンパク質結晶、遷移金属酸化物、無機溶液などを 試料として時間分解X線回折・散乱実験を試みている。様々な試行錯誤を重ねた結 果、いくつかの実験系ではサブナノ秒オーダーの時間分解構造解析が可能になりつつ ある。これまでの試行錯誤の歴史を振り返り、今後の展望について述べたい。

日時 2007年3月22日(木)14:00〜 (終了しております。)
場所 構造棟セミナーA・B室
演者 足立 伸一
(高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 放射光科学第二研究系 助教授)
演題 PF-ARにおけるサブナノ秒時間分解X線回折・散乱実験

前のページに戻る