紫綬褒章受章のお知らせ |
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![]() 石川哲也センター長が、「大型放射光X線光学系の開発」の業績により平成24年春の科学技術に関する 紫綬褒章を受章することが決定しました。伝達式は6月6日に行われる予定です。 |
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ご挨拶![]() ふり返りますと、今回受章の対象となりました光学系開発を進めておりましたのは、平成4年ころまで遡り、既に20年を経過しております。沢山の優秀な若手共同研究者とともに、ビームライン・コンポーネントの規格化・標準化を進め、多くのビームラインを比較的短期間で整備することが可能となりました。この過程で開発したビームライン機器や、それにも増して、ここで育った若い研究者や技術者がSACLA建設の主力として働いたことは言うまでもありません。 SPring-8やSACLAが出す高輝度X線は、これからの科学と技術の開拓に必要不可欠なものであり、これらの更に先進的な利用方法を開拓して皆様に広く使っていただくことが、弊研究所の大きな使命です。今後とも登録機関・公益財団法人高輝度光科学研究センターの御助力もいただきながら、この使命の永続的な達成にむけての努力を続けていく所存ですので、皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
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2012/04/30 日刊工業新聞(2012年4月30日刊)に掲載されました。 |
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