RSCセミナー 『光科学がもたらす細菌研究の展開』 を開催

近年、細菌の生命現象は以前考えられていたよりもはるかに高等動植物と似ている部分があることが分かってきています。 このような状況下で、細菌をモデル生物とした構造,機能ゲノム科学の進歩によって、細菌から高等生物に至るまで共通で 基本的な働きをしていると考えられる「機能未知タンパク質」の機能の解明が進んでおり、基本的生命現象の全貌の理解に 近づいています。一方、ある種の細菌は発酵生産やバイオリアクターなどに利用されていますし、近年では、 細菌が生産するバイオフィルムが、細菌の抗生物質耐性を高め、感染症の治療や医療機器の除染の際の障害となっていることが 明らかとなってきました。したがって、細菌を対象とした基礎研究は、これらの産業や医療の発展へも貢献できる可能性があります。 オランダWageningen大学, Laboratory of Food Microbiologyの大学院生十数名による訪問の折に、 本セミナーを開催し、光科学がこれらの研究にどのように関わって行けるのかを考えてみたい。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時 2012年11月2日(金) 9:30~14:45
場所 普及棟大講堂
開催要項 開催要項
講演 Heidy den Besten (Wageningen Univ.)
"Overview of the Laboratory of Food Microbiology of Wageningen University"

Nitesh Kaushik (Wageningen Univ.)
"Physiological state of bacteria under stress"

熊坂 崇 (JASRI、理研)
"Structural basis for general stress response in Bacillus subtilis"

Karin Metselaar (Wageningen Univ.)
"Mechanisms of non-linear inactivation"

Yu Zhao (Wageningen Univ.)
"Lifecycle of thermophilc biofilm formers"

的場 康幸(広島大学、理研)
"Structural studies on the bleomycin resistance determinants"

庄村 康人(兵庫県立大学、理研)
"X-ray structure analysis of the hydrogenase: a study toward the application of the enzyme to the fuel cell and photosynthetic H2-production"

Alicja Warda (Wageningen Univ.)
"Spore sublethal damage repair mechanisms"

新海 暁男(理研)
"Whole cell project of Thermus thermophilus HB8: toward functional identification of functionally unknown proteins"
言語 英語
主催 (独)理化学研究所 播磨研究所 放射光科学総合研究センター
連絡先 新海 暁男 ( ashinkai この後に“@spring8.or.jp”を追加してください)


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