symposium2022 Spring8全景写真

開催趣旨:

地球規模での気候変動が問題となり、経済安全保障の観点を含めて社会インフラの整備やレジリエンスが議論されている今、産業界と先端科学技術基盤施設が連携して、それらの解決策を探ることの重要性は高まっている。
こうしたことから、SPring-8を擁する理化学研究所放射光科学研究センター(以下、「理研放射光センター」)は、産業界と問題意識を共有し、連携を進化させることを目的として、産業界との連携シンポジウムを開催することになった。
第2回目となった今回は、大阪大学・理研・産業界の連携によるSPring-8での先端半導体評価プラットフォーム整備構想に関して、その概要を紹介するとともに産官学の多様なステークホルダーからのご要望をお聴きしたいと考えている。
多数のご参加を期待している。

プログラム     


13:00-13:05 開会挨拶
理化学研究所 放射光科学研究センター長

石川 哲也
13:05-13:15 主催者挨拶
理化学研究所 理事 
大阪大学 理事・副学長

松尾 浩道
尾上 孝雄
13:15-13:40 「SPring-8での半導体評価プラットフォーム構想」
理化学研究所 放射光科学研究センター長 石川 哲也
13:40-14:05 「放射光を利用したX線顕微法の高空間分解能化に向けた研究の現状と将来展望」
大阪大学 大学院工学研究科物理学系専攻 教授 山内 和人
14:05-14:35 「先進パワーデバイス開発における放射光利用分析技術の重要性」
大阪大学大学院 工学系研究科 教授 渡部 平司
〜休 憩〜(15分)
14:50-15:20 「半導体材料・デバイスのマルチスケール・マルチプローブ解析」
株式会社 豊田中央研究所 執行職 田辺 稔貴
15:20-15:50 「半導体製造装置メーカーの多角化・多様化する技術開発に関する取組み」
東京エレクトロン株式会社
コーポレートイノベーション本部 部長

早川 崇
15:50-16:20 「カーボンニュートラル社会に資するスピントロニクス省電力半導体技術と放射光に
 対する期待」
東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター長
大学院工学研究科 教授

遠藤 哲郎
16:20-16:55 議論
16:55-17:00 閉会挨拶
大阪大学 大学院工学研究科物理学系専攻 教授
山内 和人

CONTACT US: rscws@spring8.or.jp

Copyright © RIKEN SPring-8 Center, Japan. All rights reserved.